Thursday, February 19, 2009

To Requests From "R"

これでいいんのかな・・・?
サラ・ブライトマンとかジョー・コッカーじゃないよね??
チョーしぶいよね。これって50年代??



 アンド、ムリっす。
「青春の影」・・・も「青い影」もカラオケで唄うの・・・
聞いた事ないでしょ?オイラの歌・・・
ドン引きになりまっせ~^^
泣かせる事なんか到底ムリっす・・・
どうせなら、「忘れていいの by谷村新司&小川知子」を
デュエットで・・・
って、諦めが悪いか・・・

 オイラが何故、「青春の影」を
娘の結婚式で歌いたいのか。
なんで娘のために男女の愛の歌を?
なんで晴れの娘の結婚式で、わざわざ親父が
しゃしゃり出てきてそんな酔狂な事を
やりかしたいのかには、ワケがあってね・・・。

・・・10年前、カミさんは里帰り出産をすると
青森の実家に・・・
帰って初診をしたその病院から会社へ緊急電話。
先生が喋ってる・・・。
「奥様は、妊娠中毒症に罹っています。
早く赤ちゃんを取り出さないと奥様は危険です。
お子様は、危ないかも知れません。(by津軽弁)」
頭の中がふーっと真っ白になった。
オイラはフラフラと喫煙室に・・・。
様子のおかしいオイラに、上司がすぐに気がつき
事情を話して、すぐにオイラは青森へと向かう。

珍しくオイラは、神様に祈った。
何かの間違いであって欲しい。
娘のためにオイラの命を削ってもいいから
どうか・・・
どうかこの話はなかったことに・・・

陽の暮れる時間だった事もあって
車で決死のドライビング。。。
エンジンをかける前に、もう一度病院に電話で確認。
「もう一度、説明をして下さいませんか?
なんで、こっちで母子とも元気だったのに
そっちで、急に命が危なくなるんですか?」とオイラ。
看護婦さんが応対。そこで「は~???」
「何を言ってるんですか。お父さん!
奥様は、妊娠中毒症に罹ってますけど、
今、赤ちゃんを取り出せば母子とも大丈夫です!
安全ですよ。しっかりして下さい!」

神様への願いが叶った・・・。
代償としておいらの命は、削られたのかも知れない。
聞き慣れない津軽弁を聞き間違えたのかも知れないが
オイラは、それでもイイと思ったんだ。

青森へと向かう東北道でオイラは
車の中、大声でこの歌を唄ったんですよ~。

♪君のところへ続く長い一本道は~
いつも僕ぉ勇気づけた~
とてもとても険しく細い道だったけど~
今、君を迎えにゆこう
自分の大きな夢を追う事が
今までの僕の仕事だったけどぉ
君を幸せにする それこぉそがぁ~
これからの僕の生きるしるぅし~ ♪

オイラは、この時の気持ちを
忘れたくなくてね・・・
この時のオイラの気持ちを
どうしても娘に伝えたくてね・・・
そして、結婚するその時まで
その気持ちをこれから裏切る事のないように
結婚式で唄う宣言をしてるんだ・・・

でも結婚式まで命、残しておいてれるかな?


ひょっとして、コチラでした??

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