Tuesday, December 29, 2009

Single Songs of a Hundred Poets

 子供達の宿題のおかげで、勉強する事が増えた。
自分の子供の頃は、まるで興味のなかった
各国の文学作品とか、星の動き、地理。その他諸々・・・。
子供にデきない父親と思われるのが、たぶん癪なんだろうネ。
子供たちがせめて中学生くらいまでは、質問されて答えられない
父親ではいたくない・・・。
ま。そんな感じなんだろう。
実際、オイラの親父もオイラが中学生までは、万能だったし。。。

 子供の冬休みの宿題のひとつに、百人一首の音読がある。
百首のうちの二十首だけが選択されていて、コレを子供が読んで
親に聞かせるわけだ。
こりゃ、ピンチ。大ピンチや!!
今までなんとか、乗り切っていた子供達の宿題もこりゃワカランわ。。
まるで興味のなかった分野や。。。。
というか、超苦手分野。大嫌い分野。
コレだったら、英語の方がオイラは喋られる・・・・。困った。

で。息子・・・曰く。
「このたびは ぬさも取りあへず 手向山 紅葉のにしき 神のまにまに」

????はぁー????
なんやねん???
ぬさ???
神のむにむに???
って言うか、いきなり「この度は」で始まる文ってなんやねん・・・・
この度は思いがけないお知らせをいただきましたって・・・
ヒトが死んだ時に始まる文章やないの??

 幸いにも、子供はただ文字を読むだけ。
文の意味を尋ねるなんてことはしない。
意味もわからずただ読むだけ。。。

<↓神のむにむにの歌 まにまに=随>



 百人一首って、恋だの愛だのって言う話でしょ??
小三の息子に、こんな宿題出すなんてなんだか違和感。
確かに、意味は置いといて文章だけを覚えておくっていう
手はあるのかもしれないけど。
先生!!なんか欲求不満なんじゃないんですか??
息子は小学校の時のオイラと同じく、まるで興味を持ってないよ。
は・ひ・ふ・へ・ほ だって間違って発音してるし
けふだってkefuとそのまま読んでる。

 音読であまりにも間違いが多くて
その度にオイラが直すもんだから、シマイには泣いて読んでたよ。
コレでイイのんかな~と思いつつも・・・
間違いを見逃せない厳しい父親であったとさ。。。


風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ
          砕けてものを 思ふころかな

息子よ!オイラの厳しさをわかってくれ!!

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